様々な視点から考える

大学での学びがとても意味のあるものだと最近よく感じています。

会社に入ってから4ヶ月ほど経ちました。
会社には多くの課題があるんだなということを強く感じています。
学生の時に外から見えていたものと、今会社の中に入って見えるものは全然違うものです。
そしてそういった課題の多くは複数の要素が重なってできていると思います。
例えば、ある商品の利益が出ていないという課題がある時に、それは営業の売り方に問題があるのか、商品のモノ自体に問題があるのか、商品のコンセプトに問題があるのか、それとも生産に問題あるのかといったような要素が出てきます。
こういった要素が重なって一つの課題が生まれているように思えます。

大学では、一つ自分が見つけた課題に対して様々な観点から考え、実際に動き、課題解決していくというコンセプトのもとに、様々な分野の授業が設置され、自分が必要だと思うものを考え選択して学びを進めていきました。
様々な人がキャンパスに溢れていてプログラミングを学んでいる人もいれば、先端生命科学を学んでいたり、デザイン、建築、スポーツ科学、人間工学、政治、経済、外交、まちづくりなど様々な分野を学んでいる人がいる。
そういった人たちと同じ授業を受けるという環境下にいたことはとても意味のあるものだった感じています。
色んな人と話すことで、様々なこと見方があることを知るし、自分の視野の狭さを知ります。

さて、これがなんで大事だって感じているのかと言うと、会社の中にある課題に対して解決していこうってなった時に、やっぱりその部署の見方考え方になってしまってるところがあると思います。
おそらく、全体で考えなきゃいけないということはわかっていると思うんですが、そのギャップを実感しているかどうかということはとてつもなく大きいことなんだと思います。
やっぱりそれを経験してないと考え方って机上の空論になってしまうのだと思います。
最近は、ジョブローテーションというものもでてきてそういう考え方ができる人も増やそうとするところが多くなってるように思います。
それでもやっぱり10代から20代前半の多感な時期にそれを感じているかどうかってすごい大事なんだなと思います。

なので、自分の大学の後輩には周りの人がやっている活動や興味を持っていることに対して、耳を傾けどんどん吸収していって欲しいなと感じます。
そしてそれが、卒業後にきっと意味をなしてくると思います。

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