映画

こんばんは。

この秋はできるだけ続けて書こうと思います。
昔から本を読むのは嫌いで、全然に身にならなかったものの、ずっと映画は好きでした。
小学校の頃に、父親にスターウォーズに連れて行ってもらったのが一番はじめで
そこから僕の映画への興味は深まっていったように思える。

いつのことだか、どこで見たのかをはっきり覚えていないなかで
一番思い出に残っているのは「ジュブナイル」という映画です。
名作というわけでもないんだけれどめちゃくちゃ心に残っている。

中学校の時に見たのが、是枝監督の「誰も知らない」
この映画は中学生だった僕にはとても衝撃的な映画で、今でもはっきり渋谷の映画館で見た記憶が残っている。
まだ中学生で、ネグレクトという社会問題も理解していなかったし、
なにより映画でこういう表現ができるのか、と思わされた。
出演している役の中でもほとんどが子役なのだが、子どもたちをどうやって撮るかで
是枝監督は脚本を作らず、概要だけを母役のYOUに伝えて映画を作っていったという。

高校の時に見たのが岩井俊二の「リリイ•シュシュのすべて」
DVDで見たのだが、誰も知らない以上にショッキングな映画だった。
14歳前後に訪れるあの独特のもやもや、怒りと悲しみの混ざり合った複雑な感情というのを
見事に表していると感じた。
岩井監督も遺作にできるならこれにしたい、というほどの映画であり、
10年以上たった今でも映画のサイトのBBSはファンの手によって更新され続けている。

この二つは見たことがない人にはぜひ見てほしい映画である。

最近になってまた映画をよく見るようになったのだが
今はショッキングでかつ現実的な映画を好きになる傾向がある。
この前は八日目の蝉で泣いてしまった。

映画っていうのは表現だから、そこに何かしら作者のメッセージが込められていると思う。
それを考えた時に自分に置き換えられないと、うまくそのメッセージを理解できない自分がいるのかもしれない。
感情移入できるかどうかってことだと思う。

土曜日までに園さんの愛のむき出しを見ないといけないの。
冷たい熱帯魚は全く感情移入できなかったけどこっちはできるのかしら。

昨日見た東京オアシスは好きな感じだった。
レビューを見たら酷評が多かったけれども。

それでも自分が好きだと思えたらそれでいいじゃん。

はい。
おやすみなさい。

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