今井樹(22)

ーはい、じゃあ、始めます。じゃあその写真がなんなのかってことと、なんでその写真を自分の人生において大切なものとして選んだのか。

はい、えっとねえ。
まず人生において大切なものがなにかすごい考えたんだけど。自分は趣味だなってすごい思って。趣味をすごい表した1枚がないかなって思って。
かつ自分のことだから、自分が写ってる写真がいいなって思って。
で、本当は何か打ち込んでる写真とかが好きなんだけど、自分が写っててそれで趣味に没頭してる写真がなかったからこれにしたんだけど。これはなにかって言うと、サッカーが見るのが趣味なのと、まあ旅行が常に大きなウェイトを占めているので、それが同時に写ってるもので。これは夏、今年の夏にイギリスのリヴァプールに行ってきた時の写真で。まあ、スタジアムの前で撮った写真です。
要はすごい、趣味、趣味が好きだからこの写真にしたっていうわけです。


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ー趣味が自分のその人生において大切だと思う理由って。

うーん。
なんか、けっこう、こうやらなきゃいけないこととか、溜まってると、これから楽しみなことがあってもすごい、あー全部すっきりさせてから楽しみたいなーっていう性格なんだけど。でも、実際こうやらなきゃいけないことが途中のまま、趣味の時間が訪れても結局すごい不安だったけど、趣味に没頭してる間は全部忘れられるし。
まあそこで、特に旅行なんかは、それをしたことによってまあ考え方がすごい変わったりとかするから。で、さらに、その趣味を続けていくことによって、こう、その趣味のそのものに対する見方も変わってくから、で、それでおもしろみが増したりしてどんどん人生が進んでいくうちに、また考え方や楽しみとかっていう上でけっこう、こうけっこう軽いテーマかと思いきやすごい人生の中で続いていく重いものなんじゃないかっていう風にたどり着いて、まあこれにしようかなっていう風に。


ーなんつうんだろう。やらなきゃいけないことって日々ある中で、息抜きみたいなものでも意味があるし。

あ、そうそうそう。
単なる息抜きだけど、どんどん深みが出てくるからおもしろいなって。


ーそういう中でまあ、得られる経験だったりとかってのを大切だと。そのどっちが自分の中では大きい。

息抜きか得られるものか。


ーそうそうそう。

うーん。


ー両方同じくらいっていうのもあると思うけど。

ああそうだねえ。


ーでもその大切なものとして選んでる理由としてはどっちが大きい。

そうだなあ。
でも、ずっと人生で息抜きも必要だし。まあ、そうだ、息抜きの方が大きいのかな。
なんか、そんな、考え、価値観を変えるためっていう大義名分のもとに、サッカー見てるわけじゃないし。旅行も趣味に挙げたけど、そんなに僕は旅行をめっちゃするって方でもないんで。ただたまに、すごいおもしろいなって、すごい感じることが多いんで。
だから息抜きですね。


ーなるほど。息抜き。それはどういう意味で必要、っていうか大切になってくる。息抜きっていうのは。

うーん、なんかすごい好きなんで、サッカー見てるのが。これがないと、ちょっと、ちょっと辛いですね。毎日。これがすごいメインなんで、まあだから、うん。
あれなんだっけ、質問。えっと。


ー息抜きが大切になってくる理由。

そうそう、理由、理由か。そっか。
だから、つまり、これ、大げさに言うと、これのために生きてて、これを楽しむために他の時間があるから。これ、まあ別に趣味変わるかもしんないけど。
そうね、だから、うーん、そっか楽しいことが好きだから、息抜きのために生きてるっていうか。大切な理由か。理由になってるのかな。


ー息抜きじゃなくて、それはけっこう生きてく中で目的にあって、楽しむってのが目的にあってそれをいかに楽しむかじゃないけど、楽しんでるだけじゃ生活できないから他のものがあるみたいなそういうことなのかな。

ああ、そうかもしれないね。それって危険なのかな。考え始めちゃうけど。


ーどっちなんだろう。捉え方の違いかもしんないけど。

うーん。
今は大学生も楽しいけど、多分仕事はそんな楽しいことばっかじゃないって、すごい今悲観的になってる時期で、だからそう捉えてるのかもしれないけど。
今、現段階では、息抜きが生きる目的だけど、仕事が楽しくなってきたり、すごいやりがいを感じるようになれば変わるかもしれない。考え方は。
けど今の段階では、そうだね、目的かもしれない。


ーすごい仕事が楽しくなったら、もしかしたら、特別必要なくなるかもしれない。

うーん。
そんなことはないって今は思ってるけど、いやあどうなんだろうなあ。今好きなものってだいたい中学生くらいの頃から好きになり始めて、それからずっと好きだから。
だから今の段階では好きだったものが嫌いになることはまずないと思ってるけど。
でも、まだ20年ちょっとしか生きてないからね、わからないけど。ただ今はずっと好きなんじゃないかって思ってる。それにスポーツの場合はチームがなくなったりすることが滅多にないから、ずっと生きてる間好きなんじゃないかなって思ってる。


ー今中学校くらいからって言ったんだけど、どうして好きに。サッカーがそんな。

まあワールドカップだね。ワールドカップがあって、てかもともとクラスのみんなサッカー好きで。サッカー部じゃない人も。盛り上がってて、その輪に入りたいような入りたくないような時に、ちょうどワールドカップがあって。
意外と、なんか面白くないのかなって思って見たら、すごいハマって。で、もともとイギリスに住んでて、で、なんだっけ、日韓ワールドカップがあったじゃん。あの時は、小5くらいの時、イギリスにいて。ちょうどだから、日本代表とイングランド代表を応援してて、なんかその盛り上がりも当時は楽しんでたんだけど。
それで中3のときまたワールドカップがあって、その時のことを思い出したりとか、自分の、意外となじみがあったんでイギリスに、3年半しかいなかったけど。うん、なんかその、応援するのが好きっていうか。しかもイングランドはちょっと強いし、日本より。
なおさらはまっていったのかな。


ー住んでたっていうのが、時期的にワールドカップがあったっていうのと重なって。

そうだね。


ーそこからじゃあずっともう見るように。

うん。そう。
受験の時にまあちょっと離れたけど、やっぱり戻ってきたから。ずっと好きだね。中学生のとき、音楽の方が好きだなって思ってたんだけど。よく考えたら、その音楽って、そのアーティストさんが引退したらなくなっちゃうし、自分の好きな。だけどスポーツはずっとあるし、チームはなくならないから。
それになんていうか、ちょっと話それるかもしれないけど、ライブってけっこうなんか、有名な人がある程度やれば絶対成功するなって思うんだけど。スポーツは絶対に勝たなきゃ成功じゃないから、こうすごいドラマが生まれたりするのがおもしろいなって思って。最近はスポーツがすごい好きなウェイトが高い。
うん。だからこの1枚にもスポーツを選んだのかな。


ーなるほど。じゃあ探した中で、これくらいしか、旅とスポーツとのっていう写真ってことなんだけど。この前の夏っていうのには意味がある。この他にも写真自体はあると思うんだけど。

そうだね。
えっと、リヴァプールっていうチームが1番好きで、このスタジアムにはまだ、二年生の夏にも行ったんだけど、たまたま運がよくて行けて。で、この夏またもう一回行ったっていう感じで、まあ1番新しいのかな。
うーん、ちょっと整理できてないけど、新しいのにしたかったっていうのと、自分がちゃんと写ってるっていうのにしたかった結果これにしたのかな。


ーああ、記憶にあったとか。

そうそうそう。
こっちの方が写真がきれいだとか。だから、深い意味はないってことになっちゃうのかな。そうだね。
ああ、前行った時はけっこう、留学で行ってて、そもそも休みをそんな自由に使えるかわかんない状態で行って。行けたらけっこう行ける雰囲気だったから、行ってみたって感じで行けっちゃったから。
だけど今回は違って、すごい計画して自分のお金で自分で調べて行ったから、うーんなんて言うんだろう、達成感じゃないけど、そうだね、しかも自分の好きな物としてすごい意識して行ったし。だからそのテーマにふさわしいのかなって感じかな。


ーこの、大切なものっていう写真とか、この写真に対して、まだ言い足りないこととか言っときたいなって思うこと、心に残ってるってことていうのがあったら。

そうだね。なんか。うーん。
スポーツって、まあ所詮スポーツじゃんてなるけど。すごい追ってくと、まあ、なんて言うか、大きい目線で見ればすごい、さっきも言ったけどドラマがあって。
こう、宿敵だったり古巣だったり、その人の人生がかかってるから、めっちゃドラマが生まれるわけ。それが面白かったりするし。個人個人で言えば、この実際会場に行ったりすると、すごい色んな人と触れ合う機会があって。

うーん、そうだね、けっこうサッカーって荒れてるイメージがあると思うんだけど、スタジアムの人はめっちゃ優しいのね。俺ら日本人で英語も上手くないけど、笑顔ですごい優しく、全部教えてくれるし、チケットはどこに行けば買えるかとか、どこにどういう風に並べば買えるかとか。あとパブに行っても、そのなんだろう、なんか一見すごい騒いでてめちゃくちゃ怖い、ビビるんだけど、まあ同じチーム応援してるっていうだけで、みんなすごい優しく接してくれるっていうか。
まあそういう人というか、お国柄というか、なんて言うんだろうな、まあけっこう旅、旅の魅力に近いんだけど、そういうところもつまってるところが自分は好きで。
なんか、自分がスポーツについて喋ってくださいって言ったらそういうとこが1番伝えたいところかな。って思うね、最近。うん。


ーじゃあこの大切なものっていうのを、一言で自分にとってどういうものかって表すとしたらどういうもの。

うーん、難しいなあ。一言で。

うーん。
自分をいきいきさせてくれるものかもしれない。
なんかちょっと今の人柄の話と関係なくなっちゃうんだけど、けっこう普段はテンション低めっていうか、すごい人見知りだし、上手く喋れないこともあるんだけど。
スポーツとかサッカー見てる時は、すごい、感情の起伏激しくなるし。まあ、そういうのが楽しいって思う理由なんだろうけど。だから、そうですね、見てる時はすごいテンション上がるから、自分は生き生きしてて。
まあ、そうか、なんて言えばいいんだ、その。まあ、そう答えは自分をいきいきさせてくれるもので、まあだから、楽しいとか趣味にしてるってことかな。うん、だからこそ。
まあこれくらいしか、生きててわくわくすることがないってわけじゃないけど、まあ学校の友だちとかいつか離ればなれになっちゃうし、自分がずっと向き合えるものだからこれを人生の大切なものとして選んだって感じかな。


ーじゃあそしたら、話が変わるんだけど、自分が今思ってる夢とか、こうやりたいこと、なりたい姿っていうのがあったら。

なりたい姿。


ー別に写真とかと関係なく。

関係なくてもいいけど。ああ、なんか、自分の仕事に正面から向き合える人になりたいです。


ーそれはどういうこと。

なんか、仕事するのは立派なことで、それでお金をもらうのは大事なことだって割り切って、いやいやな仕事とも向き合って家庭を支えるってのも大事なんだけど。
そこにプラス、自分の仕事が好きでいられたらすごい幸せかなって思うから。
今まで高校も大学もすごい楽しかったから、次の仕事もすごい楽しいといいなっていう願いもこめつつ、そうね。本当、そう仕事好きでやってるって言える人になりたいです。


ーそれはなんでそういう風に思う。

うーん、だって、仕事ってずっとするわけだから、それがつまんなかったら辛いし。
うん、そこが1番大きいかな。
父親はあんま仕事好きそうじゃない愚痴をこぼすことが、まあ家だから愚痴をこぼす割合が多いってのもあるけど。そう、それはちょっと悲しいなって思うことがあるからかな。


ーそれは最近。最近思うようになった。

そうだね。働くのが近くなるにつれて。
うん、そうだなあ、うん。そうね、仕事楽しくやりたい。


ーそれはなんか親の影響が大きいってこと。時期的なもの。

ああ、時期もある。
だから、要はこう高校、大学とずっと幸せだったからこれからもそうありたいっていう意味が1番大きいけど。それに父親もそういう態度だったからっていうことかな。


ーなるほど。

うん、つまり歳とっても趣味を楽しんでいたいね、それにプラス。写真に関することを言うとすれば。


ーなるほど。じゃあ常に、一緒にあってほしいみたいな感じ。

そうだね。


ーその仕事に関しても、趣味と同じように好きで、わくわくというか、いきいきできればいいかなというか。そういう願望があるのかな。

うん。そうだね。うん。うんと、そうだね。うん。
そう、それは合ってるんだけど。なんか、高校の時は受験勉強があって、受験勉強は塾で、で、高校はすごい楽しい高校だったから高校はもうひたすら遊ぶだけだった。
まあ、で、勉強はちゃんとやってたけど。で、受験が終わって。
で、今はもう大学ひたすら楽しくて、まあ勉強もやってるけど。だから、そのバランスの中で暮らしてきたから、そのバランスが壊されるのが今怖いなって思ってるからこそ、より仕事が楽しいといいなって思いが強いのかもしれない。
かなりこう時期的な要素が強い回答になってるかもしれない、今日。


ー就職するにあたって、仕事選ぶにあたって、サッカー関係行かなかったっていうのは趣味とそれを分けたいっていうのはあった。

そうだね実際、仕事を趣味にするって考えた時に、そのリスクの方をよく考えちゃったな。なんか、こう、好きなこと仕事にすると、好きじゃなくなっちゃうみたいな話もよく聞くし、実際そうなんだろうなって思うことも多いんで。
あとは、あまり安定してなさそうな仕事も多いからってのも、要素かな。特に文才があるわけでもないから記者にもなれないし、まあ取材とかも肉体的に大変そうだし。
親が多分、まあ、親が反対したからって、別に自分もそれに従うわけじゃないけど親を不安にさせるのはよくないと思うし。
そういうわけで、一般企業の就職を選んだのかな。けっこうしてみたいって思いは強いけどね。取材だったり記事書いたり、まねごとみたいのやったり。


ー趣味は趣味であってほしいっていう思いが強かったのかね。

そうだね、結局そうだね。ちょっと喋りすぎたけど。うん、そうね。


ー夢は、仕事に対して向き合いたい。それに付随して、趣味は趣味であり続けたい、あり続けてあってほしいみたいな。

うん、そうだね。
そうもし、そうだな、仕事の場合もしつまんなかった場合に、今まであった常に楽しいもの、高校だったり大学の代わりに趣味があると思うから、こういう答えになったのかもしれない。


ーかつ、最高なのは仕事もそういう風に思えたら。

そしたらもう最高ですけど。


ーなんか今言った、夢と大切なもの、今のインタビューで感じたことだったりとか、思ってることとかがあったら。

夢と好きな。感じたこと。うん。

なんか言っときたいな。なんでしょうね。うーん。
いやけっこうこういう考える機会って大事だと思う。
喋ってるうちに、だんだんああ趣味をよりどころにしてるんだなって気づいたし。そんな感じですかね。