福田拓也(22)

ーじゃあなぜこの写真がを人生において大切なものとして選んだのか、なんなのかっていうとこを。

まあ、ありがちでペットの写真なんだけど。こう、言われて、なんか自分の中でその人生でこう大切にしてきたものってあるかなって考えたら、まあけっこう自分はあの芯のない生き方をしてきたら、今までね。けっこうふわふわしてこう生きてきたから、あんまりそういうのが思いつかなくて。まあでもその中でも何が一番こうなんだろうな。
その、まあそのいろいろふわふわしてる中で、一貫しているかなって言ったら、まあ中1の頃からずっと飼ってるペットだから。まあそういう色んな自分を見てるっていう意味で、まあ大切かなあと、ていう風に思って。自分のペットとしてね。


ーなんか色んな自分を見てるっていうのはどういう。今言った。

まあ、そのなんだろう。
まあ中学校の頃は、その野球やってたんだけど、まあ野球部辞めたりとか、いろいろまあ辛いっちゃ辛いこととかもあったり。あとまあ高校入って、ま中学まではそうちょっと暗い感じだったんだけど。
まあ高校入って、援団、応援団とかやったりしたりとか、いろいろ自分の中でも変わったりしたときとかも、まあずっと家に帰ったらいたていう意味で、まあ家族よりも何となく近いというかいう意味で、まあいろいろ見てきた。


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ーペットをこう大切なもの、人生においてこう大切なものだって思う強い理由ていうのは、一緒にいたっていうこと以外にあったり。

うーん。まあ、そうだなあ。それが一番大きな理由ではあるんだけど。
うーん、なんだろうなあ。なんだろう。うーん。
まあ、でも犬なんだけど、自分は昔からこう妹とか弟とかほしくて。末っ子なんだけど。
で、だからその中で、自分でまあ俺が飼いたいって言って飼ったペットなんだけど、そういう意味で自分の妹みたいな感じでまあ接してきたから、そういう意味では本当に。
まあ、親も家族でずーっと暮らしてるけど、まあそれ以上に近いというか、ていう意味でまあ重要な自分に大切だなって思える。うん、難しい。


ー今でも、じゃあ散歩とかしてる。

そうそうそう。まあ平日はなかなかできないけど、早く帰った時とかは行ったり。


ー犬がもしいなかったら、どうだったと思う。

うーん、でも多分家の中で話さなかったと思うんだよね。
なんか’、あんまり俺家で喋る方じゃないから。で、まあこの子いたから、この子を、犬を介してこう家族と喋ったりていうことは。
まあ中学校のころ特にね、いろいろ悩んだりしてて、その野球部やってたころとか。辞めようかって悩んでる時とかも、まあそれで家族に話せたのもあるから。まあいなかったらだいぶ変わってたかもしれないなっていうね。


ーじゃあある意味では家族と自分を繋いでくれてる存在で。

そうだね。そう、なんか飼ってからかなり家の中が明るくなったんだよね。だいぶ変わったんだよね、全体的にね。


ーどういう風に。具体的にあったりすれば。

まあけっこう、そのうちの姉貴もその時は家にいたんだけど、まあけっこう反抗期のころだからけっこう親とけんかしたりとかってのはあったんだけど。
まあ犬飼ってから、なんだろう、そっちの方の世話でこうみんなね、すっげえかわいかったから、かまったりして、まあそれで人間関係が円滑になったね。感じなのはすごいあったなあって思う。


ーじゃあけっこうみんながとんがってるのを犬が来たことで繋がったかな。

そうそうそう。きっかけで。うん。っていうのがあったなって思う。


ーそれは同時に自分の中で家族も大切だなって思う気持ちもあるからそう思う。

そうだね。


ー今もし犬がいなくなっちゃったりしたら、どういう風になると思う。

すげえ悲しい。なんかもう、今9歳だから、まあ言ったらそろそろね老犬で、まあ死んじゃったりしてもおかしくない歳なんだけど。
なんか、でも本当になんだろう。
今まで身近な家族とかが亡くなったりとかなかったらから、まあその人間と比べることはできないんだけど、でも本当に、それくらい悲しいと思うだろうなっていうのは。かなり溺愛してるからね。


ー過ごしてきた時間が長い、密接してるって、そこで起こったことというと、やっぱり家族をこう繋ぎ合わせたってのが大きい。他にも大きななんか。

うーん。まあでもそこが一番大きかったかなと思う。
他でもそんなに、まあ普通のペット飼ってる家庭とそんなに変わんないと思う。
まあそこが一番うちの中では大きかったかな。


ーそれは今でも感じる。

そうだね。今でもまあ、けっこうわがままな子だから、いろいろ家の中走り回ったりして、それでまあ会話が生まれたりもあるしね。


ーじゃあ、兄弟みたいな関係。

そうだね。普通に話しかけたりもするし。


ー他に思い入れがあったりする。

うーん。まあ一番の思い出はまあうちにくるとき。
まあその時はまあ俺ペット飼いたいなって思ってたんだけど、家族全員そんなに普通に飼うつもりなくて。で、ある時、まあ姉貴除くあの家族3人で、ペットショップに行って。で、その時にまあこの子がいて。
で、うちと、の、母親と俺が一目惚れして、だから飼う気なかったんだけど、その日に飼っちゃったっていう。だから本当に、もう、ね、偶然出会ってきたっていうのが、まあ今思うとすごいなって。いうのがまあ一番の思い出ではないけど。


ーそれがずっと今まで続いてきた大切な。

うん。


ーこの写真、大切なものっていうのを一言でこう表すとしたら、自分にとってのどういう存在とかものである。

ん、でも本当、一言で言うと妹。自分の。


ーだから本当に、一緒にいて当たり前みたいなところが。

そう。
もうだからいなくなったことを考えれない感じっていうのは、本当に思う。


ーなんでそんなに妹がほしいって思ってたの。そのとき。妹ていうか弟か妹。

なんだろう。まあ、なんか、姉貴が強かったからけんかすごいしてたの。
で、なんだろう。それで、ね、優しい妹がほしかった。


ー優しいお姉ちゃんではなかった。

まあ、あんまりね、うん。ちょっとね、男勝りな人だったんで。小学校とかの時とかはすごい無視。


ーそれでも今は仲良く。

そうだね。家離れるとだいぶね、やっぱ兄弟って仲良くなれるよ。


ー犬のおかげもあって。

そうだね。


ーそういう思い出ある。犬のおかげでこういうことしたとか。

あの兄弟でってこと。


ーうん。兄弟、家族でも。

けっこう旅行に行くようになったでも。思い出したけど。なんかその犬が泊まれるホテルとかってけっこう限られてるんだけど、そういうの探して、毎年夏休みとか。
まあ最近はもう忙しくて行けないんだけど。行ったりして、で、なんか散歩しながら歩いたりとか、ていうのはすごい増えたかな。思い出というか。


ー気がするって感じ。家族の他の人もおんなじこと思ってる。

そうだろうね。まあうちの姉貴はけっこう早くに家出てったから、大学入ってから。
けっこう普通に、まあちょっとって感じなんだろうけど。まあうちの両親は俺よりも溺愛してるから本当に娘みたいに思ってるんだろうな。


ー話は変わるんだけど、自分の夢について。やりたいこととかなんかこういうことをしたいとか、こういう風になりたいとかっていう。

今はまあ研究室いて。こうまあ一応研究してる感じなんだけど、将来的には今のところは研究者に進もうかなっていう、考えてて。まあだから大学院行くし、もしかしたら博士に行ったりするかもしれないんだけど。
まあだから、国の、その大学に残ったりして研究するのか、まあ企業の研究員とかってやるのかはまあ決めてないんだけど。まあそういうので一回大きいことをしてやりたいってのは、まあ漠然と今思ってることだね。


ーそれはどうして思うの。

なんかその3年生まではそんなに考えてなかったんだけど、4年になって研究室配属になって、なんか研究始めてからその楽しさとかね、まあけっこう失敗ばっかだから根気のいる作業ではあるんだけど。こうね、うまくいったときけっこう嬉しいなって思う。
そこで、あ、研究をしてこうして生きていけたら楽しいのかなって思ってる。ってそういう風に考えてる。


ー今、何を具体的に。わかりやすくでいい。

今は、そう、なかなか難しいんだけど。まあ化学、化学系なんだけど。
まあその新しい反応について、こう、まあ例えばそれを作るためには、まあその全体で80%くらいしか得られないものをもうちょっとあげるためにはどういう風に変えていったらいいのかとかっていうのを、いろいろ試してみて、最終的に一番いいこの組み合わせ。その反応の組み合わせ方ってのを探したりするっていうのが今の俺のテーマ。
だからまあ、具体的にこうなにか役に立つとかっていうのはけっこう遠回しになっちゃうからあんまりこうないんだけど。まあ、だから基礎研究に近いようなことをしてる。今。


ーそのなんだろう。研究者になるってこう、配属して、研究室入って思った。なんかそこでこう自然にそうなったの。

うーん、まあ徐々にそう思うようになったかな。
今までも、まあ研究者って道は自分で考えてて、まあ就職どうしよっかなって考えてた時も、まだ一つのその選択肢だったんだけど。まあ研究室入ってやってから、まあそれが一番こう第一志望に変わっていったかな徐々に。っていう感じだったな。


ーその大きいことをしたいっていうのはこう具体的にあったりする。

大きい発見するって意味でも、まあノーベル賞は大きすぎるけど、なんかこう有機化学の分野で、こうなにか大きなことを発見できたりとか。
あとは企業でね、いい開発ができたりとかっていうので、何か一つね、やっぱ自分でやって、残せるといいなっていうのはすごい思うから、そういう感じかな。


ー研究室に入っただけだと、こう研究職行くってくらいだとわかるんだけど、そういう風に思うのはなんでだろう。大きく、大きいものを残したいっていう。
うん、まあ、研究者ってやっぱり新しいもの生み出せるっていう職業だと思うから。
まあどうせやるんだったら、やっぱちゃんと仕事に結果出してやりたいっていうのは、すごい、まあ目標があった方がモチベーションが上がる、自分は上がるから、まあそういう感じかな。やっぱ大きいことをして研究者でよかったって思いたい。


ー自分がそれはもともと持っている欲というかそういうものに由来してる。

そうだね。どうせやるんだったらもう徹底的にやってやりたいっていう。


ー周りの人とかに影響されたこととかは。入ったりだとか、同じ学年の人だとかもいたりして。

まあ一番影響されてたのが、もう卒業しちゃったんだけど、自分と入れ違いで入った先輩、出てった先輩がいて。その人がすごい、まああの、実験できる人というか、かなりすごい人だったんだけど。
まあその人の見つけた反応、その新しい反応を自分が今研究してて。その人、まあ直接一緒に実験したこととかはなかったんだけど。まあその人に追いつきたいなってのが最初思ったことだったから。まあそれがきっかけでもあるのかもしれないね。


ーそこに向かって。

そうとりあえずそこに向かって今は頑張ってるとこで。まあ最終的にはもっと大きいことをっていう。


ー宝物と夢がどう関係してるかってところで、自分の中でどういう風に感じる。

そうだなあ。まあその夢、直接こう夢と関係しているかって言われたらしてない気がするんだけど。まあ、なんだろうな。
まあ宝物ってか、その犬がいてこその、今の自分の性格とか、まあその今の自分の立場もそうだし、だとは思うから。まあそういう意味では繋がってないわけでもない気がする。


ーこれからも見守ってくれるであろう存在。

そう。いつまで見守ってくれるかわからないけど。大きいことするまではいれないかもしれないけど。だから、そうだね、そういうとこで関係してるんじゃないかなってのはちょっと思う。


ー今言った、自分の今こういう風にあるのは犬のおかげもあるっていうのはどういうところで。

なんだろう。やっぱりその犬がうちにきて、家族が円満になったというか。
まあ円満じゃなかったわけじゃないけど別に。まあそのね、なったおかげで自分がけっこう性格変わった感じ。中学校から高校にかけてだいぶ性格変わったねっていうのは家族にすごい言われるから。
やっぱそういうのがあって、まあ今の大学に入ったりとかっていうのもあっただろうし。だからまあもし、いなかったら違うとこに行ってたかもしんないし、まあそもそも理系に行ってなかったかもしれないし。そういう意味ではすごい関係してるんだろうな。


ーその性格が明るくなったからそういう風に思うようになったとかってのは。

なんかいろんなことに手を出すようになったというか。
そもそも高校くらいからまあ部活もそうだし、応援団もそうだし。で、それで、今の大学に行ってみたい、まあ理系に行きたいって思ったりとかってのもあったのかなあと。


ーそういう風に関わってるかなあと。

そう関わってるとかそういう風になってる。


ーなんか他に自分の中で今、思ってることがあったりしたら。言い残したこと。

そうだなあ。うーん。そんなもんかな。


ーこれからも見守ってくれる存在であってほしいと。

そうだね。