ぽぽ(46)

俺でもこの前ここでバーベキューやったやんか。


ーはい。
あの時のバーベキューやった時のあれよ。その、みんながわーって立ってる写真よ。


ーこの写真。
うん。


ーこの写真。
そうそうそう。


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ーなんでじゃあこの写真を選んだ。
やっぱ大切にしてるものがそういう友達とか、人付き合いみたいなものを大切にしてる。まあ当然俺飲食なわけやからさ、それが商売のベースやんか。それプラスこの路地が、今の俺にとってすごい大事なものやから。すごい気持ちいい空間やからね。いて、すごい自分にとって居心地のいい空間やから。その二つが混ざり合ってるっていうのが、やっぱりこの写真が一番あれかなと思うんやけどね。俺はね。
まあこういううちの店の前の路地のやつと、人がこうなんかただ歩いてるだけの写真とかもなんか好きやねんやんか。


ーうん。でも今回その大切なものと考えると、人ってのが。
そう、そう、そうそうそう。
だからまあ、仲間やね。うーん、ベタに言うと。ははははは。
仲間とはまたちょっとちゃうねんけど、うん。そういうことかなあ、うーん。
で、その何かこう自分の好きな、うーん、人たちというかね。この店を好きでいてくれる人たち。とか、我々を好きでいてくれる人たちが、この路地、あ、こんななんかこう都会のね、ごちゃごちゃした中に、こんななんか全然、その、一歩外に出ればごちゃごちゃしてんのに、この路地入ってきた途端になんか、ごっついchill outやんかあみたいな、そういうのが、あ、ここそんなんなんやなって知って欲しくて、なんかいろいろイベントしたりとかもしてるから。
まあそれ、そういうことの知ってほしいイベントが、あの、このバーベキューの写真のこれやから。だからまあ僕としては一番自分の好きなものが、なんかこう、ガシッと一堂に会してるみたいな。すごい、自分にとってすごい大事な写真なんやけどね。うん。


ー今までの人生の中で一番大切なものっていうので、結構最近の写真を選んだっていうのはなんか理由あるんですか。

しょっちゅう変わるからね、大切なものって。うーん。だから常に今自分が何を楽しいか、自分にとって何が必要なのかをすごい追求しながら生きてるから。まあそういう意味では、他の人たちと違うような人生を歩んでるからさ。その俺があんまり昔の写真持ってきてこの時が良かったんですわ、言ってたら今の生き方を完全に否定してることになるよね。だからやっぱりごく最近のもの。うん。
だから、前にこう、そういうね、自分の大切なものの写真のインタビューしたいんですって、いいよって言ったけど、俺いいよ言うたけど、それをいいよってその実際インタビューする時点で多分変わってるからなあみたいな感覚やったからね。
でも、その変われへんものっていうのは、やっぱり世界は自分と自分以外のものでできてるわけやから。その自分以外のもの、自分以外の人やね。うーん。との関わりが自分を幸せにするかどうかの、なんていうの、ポイントやから。じゃあその自分以外の人らを楽しくさせたろかいていうのがね、大事なんちゃうかなって思うんやけど。


ーそれは、いつとか、なんでとかっていうきっかけとかってあったりしますか。そういう風に思うようになった。

それは飲食やってるからですよ。だからその、飲食の世界に入って、うーん、まあ昔はね、飲食儲かったから。で、それがだんだんだんだんと儲かれへんようになった時に、あ、でもなんか、その、それは儲かれへんていうのは俺のやり方がどうのこうので儲かれへんでなくて。その、世間的な、うーんと、こととしてね、もう飲食が増えたでしょ。昔こんなにね、美味しいとか美味しないとか言えへんかったや、人みんな。俺らが二十歳ん時にMeetsとかそういう雑誌なかったからね、まず。グルメ雑誌というものがまずなかったから。飯は近所で食うもんやってん。うん。
でもそっからなんかこうグルメみたいなことが広がって、俺も飲食の世界におって。じゃあその飲食がわーって儲かる時期があってね、特に飲み屋さんはわーって儲かる時期があって。そっからこうだんだんだんだんとこう、うーんと、店が増えたことで、各店のパイが減ったというかね、うーんと、そうなったりしてきたり、こう時代が変わってあんまりみんながお酒飲めんようになったりということも含めて、うーんと、どんどんどんどんその、お金じゃないものにシフトしていくのを目の当たりずっと俺はその業界におって見てた時に、自分にとってはこっちのほうがええわと思ったわけよ。はははは。しっくりくるわと思ったわけ。
だから、なんていうんだろ、変わるというよりも世間が変わったことに自分がどう感じたかっていうことだけやと思うんやけど。あ、なんかその、お金を追求するために飲食業としてするんではなくて、俺はその人、街に合って、近所の人にちょっと喜ばれる飲食店のおっちゃんでええわと思った。うん。


ー気づいた、って感じなんですかね。
そう、そう。


ー自分がなぜやってるか。
そうそう。それは時代に気づかしてもらったって感じかな、だから。うーん、僕も若い時はギラギラしてたし、そんなバーテンなんか自分が働いてる店の売り上げ上げてなんぼやみたいな感覚よ、当然ね。でも、だんだんそういうものじゃない、うーん、ことに気づいた瞬間から飲食という商売がものすごい楽になったんや。うん。
なんかこう売り上げ頑張らんでええっていうような。ははははは。ライン、うんだからその、そこに合わせて自分の生活スタイルも合わせて行けばいいし、うん。
だからその、なんか、あ、見つけたみたいな、うん、ああそういうことかみたいなね。
うん、それは時代やねん。うん。


ーそこからじゃあ、ちょっとライフスタイルも含めて変わった。
もう全然変わったね。うんうんうん。
やっぱりこう、常に、なんて言うたらええんかな、こう、うーん。
そういう、例えば、えーっと、ものがね、自分の身の回りにあるもの、俺もともと工業デザイナーやから、自分の身の回りにあるものとか割と妥協せんと、こうお金をかけてみたいな、自分の気に入るもので囲まれてみたいに思ってたけど。もうそういうこともだんだんその考え方になってくると、あ、なんかちゃうなみたいになってくるわけよ。
ほんなら、うーんと、今そのミニマリストみたいなことが流行ってるけれども。なんか、俺考え方としては、そういう、だから時代がそういう風に流れていってるってことやんか、だんだんだんだんと。
だから、じゃあそれがメジャーになるかっていうとメジャーにはならないよ。でも、そういう生き方をチョイスする人がいるんやっていう認知がされる。ふふふ、うん。
いや、ゆっくり生きてはる人、なんかみんなが頑張らなあかんとかええこと言わなあかんみたいな、しんどいなんかあるやん。今、みんなええこと言いたいやろ。俺いいこと言いたない。もうそんなんええねん、人に任せとったらええわ。ははははは。

だから、なんかその、うーんと、大切にしていきたいことが、どんどんどんどんそのこだわりではなくなっていくのよね。抽象度の高いものが大切になっていくの、年取ってくると。ものすごいその抽象度が高ーい、その、人付き合いが大切ですみたいなさ、ぼやーんとした、な。
うちで飼ってる、ショートヘアーのどこどこ産のショートヘアーのなになにちゃんていう猫が好きなんですって言うのか、うんなんか動物好きって言うてんのかぐらいの抽象度の差があるて言うかな。
だからものすごいその、ぐーって自分の思い入れのあるものに絞っていくんじゃなくて、もっともっと、思い入れのないものでもその同じ世界観がしてるものやったら大切やって思えるようになっときたいねん。ははははは。わかるかな。ははははは。


ーなっときたい。
うん。だからそうなってくるとものにこだわりもなくなってくるんだよね、逆に。
うーん。俺今40代やから、こんなん言うてるけど。多分60代なったら真逆の事言うてると思うんねん。もっと、世間狭なってきて、もう自分動ける範囲もちっちゃなってきて、人付き合いも減ってきたら、今度逆にまたグーってなんか、もう俺にとってはこれが最後やみたいなもんに、ふははは、なんかグイグイ年食ったら行くと思うねんで。
でも、今はそうやって、うーん、その、じゃあ逆に年いってそうなるのが嫌やと思いながら暮らしているんかって言ったらそうじゃないやんか。
常に、その時その時、自分が何を大切にしたいかを考えていけばいいだけのことやから。うーん、そうねえ。でも、結局年いっても、グーってなっても、周りにおってくれんのがその自分と自分以外のものでできてるわけやから、その時の自分の周りにおる仲間、みたいなもんとどう、あ、毎日アホみたいな話で、ゲラゲラ笑いながら暮らすかということが俺にとって大切なことやから。
そのためには、そういうアホみたいな話をリラックスしてしゃべれる場所もいるわけや。いつもね、そういう場所を探してたい。ははははは。それがここかな。で、その二つ。


ー写真に写ってるのって、人も写ってるけど、あんまりその人っていうのは。
誰かにフォーカスしていない。うん、フォーカスしていないってことでしょ。そやねん。だからその風景として、この道というかね、この、ここのこの通りのね、を楽しんでる空気感を撮りたかっただけのことやから。うん。
まあ実際のバーベキューやってるところなんやけど、だからバーベキューも、そういう、うーんと、あ、そうか。だからその二つをいつも、両立させてるのはバーベキューやから、バーベキューでもええかもしれんな。はははははは。
ミナミのね、まあ今、今をときめく裏なんばで、ちょっと通りに出ればものすごい人がおる中で、日曜日、しかもものすごい観光客とかも、その買いもんに来てる人とかでもごった返してるミナミのね、裏なんばの中で、バーベキューできる場所があるっていうね。ははははは。こんなええことないやんか。ねえ。


ーそこに大切な仲間がいて。
そうそうそうそう。大切やと思ってくれてる人がいてね。うん。
まあでも、そやなあ、その時その時、自分に何が大切か、まあプライオリティというかね。うーん。そういうものを、その、経済的なことね、その、儲ける儲けへんとか、それによって地位が上がるとか、うーんと、それはあくまでも、大切なものを手に入れるための手段でしかないはずのものやけど。ちょっと世間がまあそうね、そっちに傾いてるというか。まあ世間がそっちに傾いてるから我々みたいに、その個人でやってる人間がそうじゃない世界で、ふわーっと生きてられる隙間があるんやけどな。はははは。

でも、うーんと、うーん、その、このミナミの街に毎日働きに来てる人でも、この道が気持ちいっていうことにここに座って、ちょっと5分ボーってしてるだけで、ものすごいなんかリラックスするわーみたいな場所がミナミの中にあるっていうことを知らん人もたくさんおるわけやんか。でも、俺昔からこの路地なんかちょっと好きやってん。ははは。
だから、その自分が好きやと思ってるものを、なんかそう自分でなんかしようかなって思えるチャンスがあるときに、やっぱりちゃんとする。そのためには、自分の周りに人がいてくれなできひんことやから。
まあうちこれカレー屋さんやってるな、かあゆもそうやで。俺にとってはこいつもすごい大切な、この店、が大切なわけやから。ねえ、うん、こいつもすごい大切な仲間やから。
だから、その人らが周りにおってくれる。うん。売れそうかって言ってくれる、そういう状況に自分をこう、常にしとかなあかんていうね。だからお金儲けせなあかんとか、ええこと言うじゃないよね。それってね。かっこ悪いとこもどんどんさらけ出していかなあかんし。そんな感じかなあ。
5年くらい経ったら、また全くちゃうこと言うてんで俺。ははははは。だいたい。


ー今のその大切なものだったり写真に対して、他に言うこととかありますか。
そやなあ。

いや、うんだから、実はあの写真じゃなくても、うーんと、この路地でくつろいでる人とか、その、例えばまあ友達やったりお客さんやったりがなんかこう笑ってる、わーって笑ってるみたいな写真であれば何でもええのよ。要はね。はははは。
だからそれすらこだわりがない。で、俺も写真好きやから、その、スナップ、うん、というか、スライスオブライフというか、ねえ、ただ自分の日常を切り取ってるようなものだけでいいのよね。なんか特別なもの別にいらんし。写真では。
この前さ、なんかちょっとネットニュースで見てんけど、マチュピチュでな、その旅行者がちょっと飛び降りてるような写真撮りたいから言うて、撮ってる時にほんまに落ちて死んでんて。ははは。それ俺が今言うてることの真逆やんか。うーん、ははは。うーん、そんな人生をずっと送ってるわけではないやん、そいつは。スタントマンじゃないんやから。でもそういうとこ行って、テンション上がってそういうのやりたなる気持ちはわかるけど。うん。なんかそこに命かけはったんやねってなるやんか。ははは。

うん、まあ逆もそんなことで死んだら俺死にきられへんわ。写真撮るんやったら日常の風景撮りたい。うん。別に誰に見せるわけでもないしね。
今回は、まあ、その君の、俺も君のホームページ何回も見たことあるし、その他の人がどんなことをまあ語ってるか、とか、言うてはるかみたいなことは知った上で、もう全然脈絡のない、ははは、異色の人がおってもええかなと思って、今回ね。
うん、その、人それぞれ考え方があるわけやから、うん。まあその、割とここに来てる人って、自分以外の考え方に寛容な人が多いから、うん。自分もそうありたいなって思えるよね、そういうの見るとね。
そんな感じかなあ。はははは。


ーそしたら次は夢。自分がやりたいこととか、成し遂げたいとか。なんでもいいです、自分がなりたい姿だったりとか。夢だとか。
やりたいこと。
なりたいのは、街のご隠居やで。

ははははは。口うるさいご隠居やで。はははは。
うーん。
小林秀雄って人の話の講話の中に、その陸沈っていう言葉が出てくるやんか。
で、こう偉い人が、うーんと、その、賢くてね、世のため、人のためになる人が、まあ公のところで、うーんと、頑張ってはって、そこからこうリタイアする、年齢とともにリタイアした時に、まあなんかこう、田舎の方で暮らしてはるとかさ、そういうのと、また違う、街の中で人々の暮らしに寄り添うようになんかこう、世のため人のためになる人が実はおって。そういう人ってその、陸に、街の中とかのその、大陸の中に沈んではるというかね。だから陸沈て、陸に沈むっていってりくちんて言うらしいねんけど。

それが結局、街のご隠居やねんて。だからその口うるさく、その落語のなんかご隠居、出てくるご隠居さんみたいに、口うるさいんやけど、なんか街におってもらわな締まらんなあみたいな。うーん。お小言いっぱい言うんやけど、とりあえずなんかあったら、ご隠居んとこ行ってちょっと話しに行こうみたいなさ。なんかそういう風に、街とともに暮らせていけたらいいなあと思う。
その街が、どこかを探す。うーん。自分の生まれた街でもちろんほんまはいいんやろうけれど。うーんまあでもそこにもこだわりがないから、自分がそうやって、うーんと、ここ好きやわあっていうロケーションで、うーん、ぐでーと余生を過ごせる。
はははは。のが夢やな。

うーん、だから結局、人と関わってね、生きていくわけやから、その、そこの場所、ロケーションね、とその、そこにおる人たち、その周りにおる人たち、自分の周りにおる人たちが幸せやなあて思えるような人たちがおるところを今から探さなあかんわけよ、俺はね。うん。
で、これは俺が作ろうと思っても、俺だけでは作られへんわけやから、うん、コミュニティやからね。そのためには自分が、作るコミュニティ、俺が作るコミュニティではないから、元あるコミュニティの中で自分が、気に入るところを選んで、自分が飛び込んでいくということやから。結局自分の我の強さみたいなものを持ってたら、そういうところには行かれへんわけやから。もうそういうとこに行って、楽しく暮らせるようななんか、人間になれたらええなあっていうな、目標というか夢というか。うーんそれやな。


ーそれはいつぐらいからそんな風に、ご隠居になりたいとか思うようになったんですか。
それ。30くらいから。

うん。30くらいから。ミナミっていう街ってさ、俺ミナミの街すごい好きなのよ。でも好きじゃない部分もあるわけやし、人の数だけ考え方があるように、店の数だけ商売人の考え方があるわけよ。じゃあ俺と合えへん人が当然たくさんおるやんか。
で、それがあかんていうか、それが嫌やって言うてるんじゃなくて、しんどいねん。特に悪意を持って、やってはる人ら。おるわけやからやっぱりな。騙してでも、飲食という形をかぶっているけれども、騙してでも、そのここへ来た人からお金を巻き上げてやろうみたいな人たちもたくさんおるわけよ。それを別に俺否定をせえへんけど。うーんしんどいね。周りにそれがたくさんあると。悪意に晒されてるとな。うーん。ディフェンシブな形で普段おらなあかんわけやんか。ガード上げとかなあかんわけよ。肩こんねんそれってなあやっぱり。

だから肩これへんところで、肩これへん人らとやるのがええんちゃうかなあと思うねん。だからミナミの中でも、この路地はあんまりそういうガード上げんでええやん。キャッチも実際おれへんし。まあおるよ、多少は。うん。でも知れてるし。うん。
でも裏なんばていうものがやっぱり有名になってくるとその有名になったことで人が増えてる人らをめがけたそういう、うーん、悪意を持った商売の人たち、飲食「業」の人たちが、まあ沢山もう湧いてきてるから。それを見極める、こう心眼の目みたいな、ちゃう心眼の目ちゃう心眼やな。必要なんちゃうかなと思うねんけど。うん。

割とだから自分がそのそう、俺が今みたい、言うたみたいなことってのは、もう割と、自分が20代後半、バーテンダーの修行してるときからもう実は思ってて。ちょうど、うん今のホストみたいなね。今でいうホスト、昔のホストじゃなくてね。ボーイズバーって昔は言われとってん。そういうものが流行りだした頃と、なんかこう自分が一生懸命、こうお酒の世界で修行してるときとが重なってたから余計、なんかちゃうなと思ったのかもしれへん。でも、そうじゃないミナミのいい部分もたくさんやっぱあんねやんか。
だから、それも合わせて結局好きなんやけど。
でも、年いったらもうそれはもう無理やわ。しんどい。

だから年齢的なことというよりも、自分が好きな方向と真逆やなあというものを見つけとかんとなあ。早いこと。ははは。ああそっちにはいったらあかんねんなあみたいな。あ、自分には合わんなあみたいな。で、逆にそんなまったりなんが自分には合わんわあみたいな人もたくさんおると思うし。俺は少数派やと思ってるから。うん、その少数派の人でも楽しめる路地がありますよ。はははは。
そんな感じかな。


ー隠居というか、街と一緒に住むていうのが夢だって言ってるけど、今の、ベストはここみたいな感じなんですか。
そうそうそうそう。自分の居場所としてね。


ーそれは更新し続けられるんでしょうねどっちも。
もちろん、うん、もちろんもちろん。


ーこういうとこに住みたいとか、こういうとこに行きたいていうのが、また来たら、自分にもっとしっくり合う。
そうそう、そう。
だから3年くらい前から、俺1年間ほとんど休みなしで大体まあ働いてたんやけど。でも、夏ちょっと、2日ぐらい仕事休んだり、3日くらい仕事休んで、なんかちょっと南の島に行ったりとか、ちょいちょいしてるんやけどさ。それも結局はその、更新してるだけのことで、自分の中でのデータベースを。うん。
ここちょっと候補としてええんちゃうんけみたいなとこをピックアップしていってる。うーん、で、その中で現実的に行けそうなところはもう段取りもしてるし、その準備ももう俺入ってるから。うん。
ただちょっと今年の夏は、ちょっと与論行こうと思ってんねやんか俺。で、ちょっと与論島をね、ちょっとじっくり見てきて、で、その、その行っても暮らしていかなあかんわけやから。その暮らしていくためとか、今とりあえず自分の周りにいる人を幸せにするために、完全にリタイアはまだ俺できへんよね、やっぱり。うん。

だからそのビジネスというか食べていくというか仕事、生業とそれとを両立するための時期が今やから。うーんと、ちょっとその、一番その、例えば与論行って、お、与論めっちゃええわ与論に住もうと思うて、は思ったかもしれへんけど、まず沖縄行って沖縄で店出してみたいなことになるかも。だからその、うーんと、動き方がどうなるかはもう常にどう転んでもどう動けるみたいな状況にしときたいよね、うん。
受けの広い13面待ちみたいなね。国士無双で13面待ちみたいな。お、なんかこんなええ話、お、これ面白いやんかみたいな。向こうの人らも面白いしええやあみたいなんが転がってきたら、それはそっち側にふっとシフトできる、考え、もう考えたないねやんか、あんまり。
そんな感じかなあ。


ー今のインタビュー受けてみて、思ったことだとか、まだ心に残ってることがあったら。
聞き上手やなあという。はははははは。

いやいやいや、でも、結局俺はそのほんまのね、ライターさん、とずっと仕事してきたわけやんか。特に、雑誌によく載せてもらってて。
うん、で、ライターさんによっては、なんかこう、こっち側もなんかあんまり、思ったより何もでえへんなあみたいな。ははははは。

俺、こういうのんてさ、雑誌の取材も含めて、ほぼ何にも考えてないというか、事前にこうしようああしようみたいなことを一切考えんのよね。で、それはなんでかって言ったら、自分のやってる店の、コンセプトって言葉あんまり好きじゃないけど、自分でやってるわけやから、俺が全部決めてるわけやんか。そやなのに、自分のやってることをどういうことかを説明できひんやつって絶対嘘やん。ははは。どこをじゃあ考えて商売してんのって思うから。だから、何も考えなくても聞かれたことにその時自分がなぜこう思ってこうしてるかていうことを答えればええだけのことやから、ええんやけど。

俺今日みたいにその抽象度の高いさ、その写真でていうこと、その抽象度の広いことを写真でっていう切り口で来た時に、ん?これ俺今までみたいに何にもない状態で喋ってなんか出るんかなみたいな、はははは、あってんけど。うーんまあそれで底が浅かってもそれはそれでそんな人間やねんから、それでもうええわでさらけ出していこうって思ってるから。うん。
だから、あえて、うーん、そのために特別な写真を、俺ほんまはその、もうすぐインタビューしたいですねえみたいな話もしてたから、あのバーベキューの時に、俺なんかそういう写真撮ろうかなって思ってんけど、ああなんかそれもちゃうなって結局思ってんやんか。で、俺が普段やってるように、自分の撮りたいタイミングでなんとなくふわって撮った写真を、そのまま言おうと思って。はははは。
もう、今まで通り、なんかこう用意せえへんままでもうええわって。はははは。だからそうなった時に、俺の今日この喋った内容を文字に起こしてさ、そのそれを読んだ人がどういう印象を持つかは分かれへんけど、うーんと、君の聞き方の、とかの、そういう雰囲気、で出たものやから。


あの記事ええやんかって言われたら、君のおかげや。ありがとう。
あの記事が、なんやあのおっさん、なんやこいつって思われたら君のせいや。ははははは。な。


ーまあまあじゃあそんなところで終わらせていただきます。
ありがとう。