石原昌貴(29)

はいこれでーす。


ーありがとうございます。じゃあその写真をこう大切なものとして写真に収めた理由。なんでそれが大切なものなのかという。

はい。えー、一応見ての通りはさみとあのはさみ入れてるシザーケースっていうやつで。
仕事道具なんだけど、この仕事を始めるきっかけで、その最初に地元にいた時に、高校生の時にアルバイトしていたあのすごいお世話になった人がいて。
で、その、そこで、専門学校卒業するまであのバイトさせてもらって、で、まあこの道に行くっていうのを決めて。
で、上京してきて、その人のあの、まあ繋がりで東京に出てきて。で、ここでまた修行して、で、今はこう自分で髪切れるようになって、また違う会社で働いてるんだけど。
まあその一つのこう、このはさみ、はさみというか仕事道具を通して、色んな人たちとまあ繋がりを持てて。そう。っていうので、まあはさみかな。大事なもの。


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ーじゃあ、職業のおかげで色んな人と繋がれたっていうのを表してる。

そうそう。で、そうそう。
で、それでもう自分自身もめっちゃこうその色んな人たちと仕事を通して成長できてるし、その仕事の技術も成長できてるし。この本当に下っ端の時からこう積み重ねてきてるのも多分少しは成長、人間的にも成長したかなっていうのも含めて。
道具、そうだね、道具も大事だし、やっぱりその、まあその、仕事、ここに導いてくれたそのバイトしてたころの、あの、まあ床屋さんなんだけど、そこのオーナーさんにもすごい大切というか。もう今でも、毎年あの2回帰るんだけど、その時は毎回必ずそこに顔出して、手土産持ってって。話して、最近どうですかって感じで。


ー成長みたいなっていうのはどういうところで感じたりしますか。

成長してるかな。
あ、まあ技術はもちろんできなかったことができるようになってるていうのと、やっぱり考え方がけっこうやっぱりその、最初の頃に比べて、安易な発想をしなくなったていうか。まあそれはそれでいいんだけど、その、やり始めた頃は、あれやりたいこれやりたいってのはあったけど。やっぱりこう、ちゃんと、こう一つ一つこうクリアして、その自分の中の問題をクリアしてやっていくっていう。のができるようになってきたかなって思ってる。そう。
そうそう。そうだね。考え方がけっこう変わったかな。それがまあ自分の中で成長したっていう。


ーそれがやっぱり仕事を通してっていうのが強く。

強い。すごい強い。まあなんか、やっぱこう、南の人間だからそのゆるい。そのなんくるなじゃないけど、まあ何とかなるさ精神がやっぱり仕事はちゃんとやらなきゃいけない。
最初はやっぱり、こんなのちゃんとできなくてもいいやって最初はこう、なんだろう、仕事し始めの時は思ってたけど、今はやっぱそれは違うなっていう。まあほんとちょっとしたことなんだけど、まあそういうのの積み重ねになってるかなって思う。
だからけっこう今やっぱ、その今の職場は、あ、話しずれちゃうけど、自分が一番年下で、みんなもう30代、40代、50代っているんだけど。やっぱそれまで、そういうちょっとしたことをどうでもいいやってなってきた人は、やっぱりその50、例えば50歳とかだと、すごいもう、え、こんなこともできないのって思っちゃうくらい、けっこうやっぱ差が開くのかなあって。あ、全然話しずれちゃった。


ー大丈夫です大丈夫です。人の繋がりっていうのはどういうところで大切さってのを感じますか。

あー、人の繋がり。そうだね、やっぱりその前の職場の、その場所。場所もそうだし、その仕事もそうだし、やっぱそういうお客さんたちと、まあもちろんお店でもそうだけど、お店以外でも例えば一緒にご飯行ったりとか、そのお店のスタッフ全員とお客さん呼んでなんかこう催し物というか、あのお花見やったりとか。
そういうのも、すごい、あ、そういう世界というかそういうのもあるんだなっていうのは、すごい繋がりを感じたというか。
で、こうやって、今もお店辞めちゃったけど、今こうやって会ってるのとかもすごいやっぱ、その時の繋がりがあるからだし。
その前のスタッフとかともやっぱ今でも交流あるのは大きい。
すごい、そこで、それがあったから、
こうやってまた繋がってる、まだ繋がってるって感じ。


ーその中で、色んな繋がってる道具ってあると思うんですけど、その中でこれだったっていう、この写真ていう理由はありますか。

ああ、この写真ていうのは。ああまあただ、こう、あんまり一個一個細かい例えばこういうクシとか載せても伝わんないし。やっぱ全体的にその仕事っていう意味を通して、あのはさみだったりとかそういう自分の道具全体を載せてやった方がわかりやすいのかなと思って。本当はそのお世話になった人を載せたかったんだけど、ちょっとそっちは、そっちはちょっと許可取れなかったから。


ーじゃあその道具っていう意味合いよりは、その職業を通して。その中で使っているもの、職業を表すには道具が強い。

まあ、そう職業。そう、そう。


ーいつくらいから、自分の中で、そういうのが大切だなとか感じた。

あー、それはでももう。あ、最初はやっぱりその、この仕事をきっかけになった人のこと、まあもちろん今でも大切だけど。それがずっとあって、で、ある程度仕事ができるようになってきて、で、やっぱ仕事自体も大事だなって。だからだいたい、やっぱ自分が技術できるようになってきてからだから。こっち、今3年アシスタントやって、まあ3年スタイリスト、そのアシスタントが終わって、お客さんが入り始めたくらいからそれはけっこう感じるように。


ーじゃあ自分でお客さん持つっていう経験けっこう大きかった。

そうそうそう。そう、かなり大きかった。
もうだって俺アシスタントとかもう早くやめたいとか思ってた。いやでもここで辞めたら、やっぱ結局もう0になるし、0になっちゃうし、一生懸命頑張って、お客さんできるようになってから、なってから次の段階にいこうって。


ー繋がりって言うと、高校生とか中学生とか小学生の時とか色んなものがあると思うんですけど、その中で仕事をしてからっていうのに至ったのはなんででしょう。

あー、その学生のころとは違う人との繋がり。


ーそうですね。自分の中で大切だなっていう経験ていうのがこっちだった。

やっぱ学生の頃だと、やっぱりこう、そこまで気遣わないでこうはっちゃけられる友だちとか、やっぱそれとはまたちょっと違うやっぱ大人の付き合いとかもあるし。
そうだね。先輩、そうだね、先輩に叱ってもらったりとか、で、また後輩ができて後輩を指導したりとかていうのも、まあそうだね繋がりあるかな。そういうやっぱ学生の頃では、まあ部活やってたらまた違うかもしんないけど、高校の時とか部活やってなかったからやっぱりそういうのはあんまりなかったかな。けっこうなんかちょっと体育会系、美容師っていう職業はやっぱ体育会系に近くて。で、やっぱりなんかその、そう上下関係もけっこう厳しいから、それはやっぱちょっと学生の頃では味わえなかったかな。


ー自分の中ではこう生きてる中では大きい繋がり。

ああ大きい。


ーこの写真、自分の中で大切なものとして撮ってきたと思うんですけど。一言で表すとしたらどういう存在か。

一言、あ、一文。そうっすねえ。まあその自分自身をまあ作っていくもの。
自分自身を作っていくもの。
まあ仕事を通して自分ていう人が出来上がっていくし、かなあと思ってやっぱ。
そういう経験をちょっとずつ積んで、色んなこと吸収して、自分に新たな自分に、というかこうステップアップしていって成長できる自分。


ー今、過去形じゃなかったんで、作ってきたものだし、これからも作っていくもの。

ああ、もちろんもちろん。まだこれからも。


ー写真て過去の写真になるじゃないですか、撮ったっていう事実がもう過去のことなんで。過去形で喋る人が多いんですけど、今のはけっこう印象的でした。

ああ、ありがとうございます。
そう、まだ、まだこれから。けっこうやっぱその、終わりがないっていうか。やっぱここまできたら十分だって思っちゃうと、もう、そこまで。
やっぱり続けて勉強しないといけないし。まあちょっとでも勉強して。


ーそれっていうのはいつそういう風に感じるようになったんですか。十分じゃなくて。

それはでももう仕事入ってから。
そうこっち出てきて仕事し始めてから、本当に、それはもうずっと思ってる。
そうだから、今、まあ今の話だけど、今の職場だとちょっと勉強するの、まあ技術の勉強以外で勉強できることはあるけど、やっぱ技術の勉強はちょっと少しあのできなかったりもするから。そこはちょっと今しょうがない。その他のこと勉強してるからまだいいとして。でも勉強。吸収。やっぱ美容師やっててそこだと思う。


ーこの写真に関して、なんかまだ言い足りないこととか、心の中にあることとか。

言い足りないこと、心の中にあること。なんだろう。
うん大丈夫。


ーそしたら次の質問なんですけど。
次は自分の夢とかやりたいこととか、目標、なりたいものとか今一番強く思ってることをお願いします。

あ、もうそれはもうもちろん、自分でお店を持つっていうのが一番夢。
で、地元でやるっていうね。まあ、一応ある程度少し考えてはいる。


ーそれはどうして思うように。

ん。
あ、そういう風に。
まあやっぱり自分の好きなように、自分の好きなようにていうか。
あ、それが本当は最初すごい、本当自分が好きなようにお店やりたかったっていうのが一番なんだけど。最近その今の会社に入ってからは、やっぱりその好き、自分のやりたいことだけやっても、やっぱり商売って難しくて。お客さんに喜んでもらってなんぼだから、その社会貢献っていうテーマで今の仕事はやってんだよ。今の職場は。
だからそれもすごい今勉強になってるし。その、それも踏まえつつやりたいな。踏まえつつ。その、ただ、ただ単にぽんと出すんじゃなくて。やっぱその、例えばその出す地域の人たちに受け入れてもらえるような、あ、この店いいねって言ってもらえるような店を作っていきたい。うん。


ー最初、やっぱ初め、美容師になるって決めた時から自分の店を持つって思うもんなんですか。

まあそう、やっぱ、最終的にというか、出してそっからまたって感じだよね。


ー今の社会貢献みたいな要素っていうのは働いてくうちに。

あ、それ思う。特にこの会社入ってからはめっちゃ大きい。ここ1年半くらい。本当に。それは。それは本当に今感じる。すごいひしひしと感じる。


ーじゃあなんて言うんですかね、自分のやりたいことの中に入ってきたみたいな。

あ、そうそうそうそう。で、それをどう上手く形にするかっていうのが今後のテーマ。


ー模索中。

そう模索中。
で、それでやっぱりその、お店が潰れないように価格設定とかもやっぱいろいろあるじゃん。そうそうそう。そこがやっぱ難しいとこだよね。利益も出さないといけないし。


ー最初ってぼんやりこうなれたらいいなみたいな駆け出しの時って思ってると思うんですけど、強く現実的にお店を出すぞっていうか、出したい気持ちに変わったのってきっかけとか理由ってあったりしますか。

うーん。


ー徐々にこう積み重なって。

あ、積み重なっての方が大きいかな。やっぱり。
で、この会社入って、よりまたそれがちょっと、三段跳びくらいした感じかな。
一段ずつ上がってきたのが。
そう、今の社長と出会って。そうそう三段跳びした感じ。


ーそういう出会いもさっきの写真でやっぱり表されてる。

そうそうそう。やっぱり仕事を通して。そうですね。そう。


ー今はその地元で自分のお店を出すっていうのがやっぱり強い。

強い。けどやっぱそれを成功させるには、今あの、任してもらってることを、やっぱり軌道に乗せないと、やっぱりいけないってのがあるから。
まずはその夢はとりあえずおいといて、今できることをやるっていう。
今はそんな感じです。


ーそれもやっぱやりたいことになってるってことですか。

あ、そうそう。


ー軌道に乗せるってことみたいのも。義務感とはちょっと違う。

あー、じゃないじゃない。
やっぱいやいややってたら多分、もうとっくに辞めてると思う。まあまず最初にその面接した時にこういうことやってるんだけど、これまだ今あの全然進んでないからこれをもっとこう進めて、あのちゃんと形にしたいと思ってるんだけどって面接の時に言われて。
ああ、それすごいおもしろそうですねって言って、ぜひやらしてくださいみたいな。自分で言って入ってきてるから、やっぱりそこはちゃんと土台を作ってから。


ー夢と大切なものって、大切なもの自体が夢じゃないですけど。

ああ。夢に大切なものがくっついてきてる感じかな。
やっぱり夢ってやっぱさ、お店を出したいって。
で、大切なものはその仕事。


ー夢を叶えるためのものが大切なもの。

まあ、それも言えてる。たしかに。
そうだね、結局人との繋がりがやっぱ一番、一番ですね。
あるとやっぱり、そのお店出すに時にしても、色んな人たちのお世話になるだろうし。多分もっと感じるだろうな、店出したら。
今まだ前全然ほら、社員でしかないから。社員ていうか一スタッフでしかないから。そこまでだろうけど。やっぱ自分でこう経営していったら、もっと感じる。


ー今でさえ感じているのに。そうなったらまたもっと強く多くの人に。

ああ、今でさえ、そうそうそう。
だって今度は自分が経営し始めたら自分がこう、雇ってるスタッフとかにも、なんだろう、この人がいないとやっぱお店が成り立たないってなってくるはずだし。
うん。今はまだその途中段階。