土居愛美(20)

ーじゃあその写真をなんで自分の大切な物として選んだか。

あ、うーん。小学校2年生からヨット始めて、なんかヨット中心に私の人生が回ってる感じなんで、これがないと成り立たないって感じで、はいこれが大切な写真です。


ーこの写真自体はいつのとかっていうのは。

これは、去年の冬くらいですね。なんかオリンピックの選考大会の、一番最初のなんていうの、だんだんこう、国内に絞られて、海外に絞られて、その一番最初レースの写真です。


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ーその写真、その時期のその時の写真ていうのには意味はある。他の例えば、ヨットに初めて触った時のとか、途中でこういう優勝した時とかいろいろ、ポイントポイントってのはあると思うんだけど。この写真であることには意味がある。

うーん。なんだろう。でもオリンピックに手が届く一番最初の大会だったんで、まあこれが一番、はい。そうですね。
ヨット始めたとき、始めた時はヨット辞めたかったんで。怖くて。だから、この時の。


ー今は、やっぱすごい楽しい。

はい、楽しい。


ーヨット中心で回ってきたっていうのは、どういうレベルで中心で回ってきたていうか。

なんだろうなあ。うーん。どういうレベル、恥ずかしいな。どういうレベル。


ー全ての選択にヨットっていうものが中心にあってとか。

ああそうですね。なんか、こう部活、高校のときダンス部入ってたんですけど。
なんかやっぱ部活でも大会とかが被ったらこっち優先しちゃうし、なんかなにするにも、あ、練習あるからとか、あ、トレーニングしなきゃいけないからとか、まずヨットのことが出てきちゃいます。全部優先しちゃいます。


ーそれはなんなの。ヨットの何が楽しいていうか。

楽しいていうか、楽しいもあるんですけど、勝ちたいからです。はい、だから。


ーそれが一番強い。

はい。


ー勝ちたいていうのは、どういう風にこういつからこう生まれてきた。

あ、でも、私もともと負けず嫌いなんで。ていうのはあるんですけど。
やっぱりオリンピック目覚めすようになってから、やっぱり日本で一番にならないと出れないんで、1人しか出れないから。だから常に、常に勝たなきゃいけないていう。
うーん、難しいなあ。
質問がわかんなくなった。なんでしたっけ。


ー勝ちたいっていう気持ちってのは、どこらへんから。

ああオリンピック、キャンペーン始めてから。
高2です。高2の、あの高校生の世界選手権で2番になって、それからなんか。それまでオリンピックって考えてなくて、まあ遊び程度で、いいとこいければいいなって思ってたんですけど。それで2番になって。えっとでもその時はまだ考えてなくて。
で、2番になったことでメディアがこう取材に来たりとかして、その時にオリンピック、次のロンドンはどうなんですかみたいな感じで言われて。
そっから、あ、なんか、そっかオリンピックもあるのかみたいな、感じで意識するようになってから、はい、勝ちはさらに意識し始めました。


ーなるほど。じゃあそれがもしなかったら、大学はまたヨットの中心ではなくて、学ぶこと中心になってたかも。

かもしれないですね。


ーじゃあそこもけっこうやっぱ、自分の中で大きい。

そうですね。


ーヨットが好きになったのはなんで。ちなみに。

始めたのは、お兄ちゃんが先に友だちに誘われて始めて。
で、私もまあ流れで始めちゃったんですけど。あのお兄ちゃんが先にヨットやってて、それをいつも見学してたんですよ。2年後に始めたんですけど。だから、入った当初も、やっぱり一緒に入ってた人たちよりも上達が早くて、見てたからお兄ちゃんの。で、なんかそれで、まあその一緒に入った同期の子たちには勝ってて。
で、そうやって勝つ楽しさを覚えて好きになりました。だんだん。
怖かったですけど最初は。


ーで、勝つってことから、大会出て、いいとこまで行ければいいなだったんだけど、高校の時に。

そうですね。それからオリンピックを目指すようになって、勝たなきゃいけない。今までは勝てたらいいなから勝たなきゃいけない、なんかうん、みたいなそういう感じに変わりました。気持ちが。


ーヨットの写真を選んでるていうことは、生活の一部としてあるって感じなんだよね。

はい、完全にそうです。


ーそれがないとどうなっちゃうと思う。自分にヨットがなかったら。

それがないと、ヨットがなかったら。なにしてるんですかねえ。
なんか逆にこう、なんか、特にスポーツもせず、ただ学校に通ってみたいな人いるじゃないですかね。そういう人たちは何をして生きてるんだろうって思っちゃいます。
だから、逆に自分がそうヨットがなかったら、もうなにを楽しみに生きてるかわかんないと思う。まあ、多分ヨットがなかったら別のことで楽しさを見つけてるかもしれないけど、わかんないですね。


ー逆に、ヨットがあったからよかったこととか、自分の中で変わったこととか。

なんだろう。ヨットがあったから。うーん。なんだろうなあ。難しいなあ。
ヨットがあってよかったこと。


ーもう思い浮かばないくらいナチュラルってこと、自然。

うんでもそうかもしれない。もう別にあるのが当たり前ってなっちゃってるから。
はい。


ーやっぱその、ヨットに携わってる関わってる時間が大切なものっていうことになってくるのかな。

はい、そうですね。
だからなんかこの学校の履修決めるのとかも、まず練習をいつしたいから、授業はここしか入れないみたいな。最優先がヨットなんです、生活で。


ーそれはもうちっちゃいころから自然にそうだったからっていうのがある。
どうなんだろう。いややっぱちっちゃいころっていうよりその高2からです。


ーああ高2から。そこでやっぱ世界を意識するようになって。それまではじゃあこう半分半分くらいの優先順位で。

まあ他の色んなこともやりたいし、まあヨットもやりたいしくらいの感じだったんですけど。今はもうヨットヨットで。


ー自分にとってその写真ていうのをこう一言で表すとどういうものに。

この写真ですか。なんだろう。ヨットが人生です。人生です。もうヨットがないと。


ー人生。ヨット道みたいな感じ。

そんな感じ。


ーそしたら今度は、今度夢についてを話してほしくて。別に写真と関係なくてよくて、漠然なものでも具体的なものでもいいんだけど。自分のこう、これのためにこう頑張ってるとか、生きてるとか生活してる。こういう風になりたいとか。

ああ。あ、別にヨットのことじゃなくてもいい。


ーもう全然。自分の人生的に、生活的なものも含めていいんだけど。

まあヨットのことなんですけど、結局。まあ、やっぱり最終目標はオリンピックでメダルを取りたい。ってことなんですけど。
あの東京オリンピックに最近決まったじゃないですか。それになって、やっぱさらにそう思ったというか。


ー東京でとりたい。

はい。東京で。
次がリオで。3年後。その4年後が東京。
うん、オリンピックでメダルを取るが夢です。
やっぱり今回ロンドンが30番くらいなんですよ。全然だめで。
で、今、オーストラリア人のコーチに教えてもらえることになって。
で、その人は世界チャンピオン10何人輩出みたいな人で。ほんとすごい人で。そういう人に教えてもらえる機会ができて。メダルに近づいてるんじゃないかなっていう、うまくなってる実感もあるし。そういう人に教えてもらえることになって、メダルっていうのが現実味を、が出てきました。


ーやっぱ、そういうレベルでやってる人は、オリンピックでメダルっていうのが目標になってくんのかな。

けっこうレベルが高い人はみんなそう思ってると思います。
いやでも、オリンピックに出たいっていう人もいるんですけど。
やっぱりロンドンも出てるんで、出ることにもう評価されないんで絶対。
もう入賞とかメダルとかそういう方にならないと、また出ても、出ただけってなっちゃうんで。やっぱりレベルをあげていかないと。目標もあげていかないと。


ーやっぱり自分の中で勝ちたいっていう気持ちが強い。

はい。


ー他に言い足りないっていうか、自分の中で考えてることとかってある。

えーなんだろ。
うーんでも、やっぱメダル取ったりしたら、その、コーチにもなりたいんです。
それを次の世代にも教えていきたいって思ってて。で、それだけなんですけど。
だからまあ、まあ最終目標はメダルかなやっぱり。


ーじゃあ高2の転機から、好きになって、その好きになってる、その時間とかかけてるものが自分の中では大切なもの。

そうです。


ー賭けてるものの先に夢があるみたいな感じなのかな。
って感じです。