匿名希望(22)

ーまずはなんで大切なものとしてこれを選んだのかこれはなんなのかていうことを。

えっと、この箱は中身はまあいろいろな人のもらった手紙とかが入ってて。
まあお別れの時の手紙だったり、小学校の卒業式とか高校の卒業式のそういう手紙だったり、友だちだったり、親だったり、まあ恋人だったりそういうのにもらった手紙が入ってて。
まあ、なんで大事かって言いますと、なんかその疲れた、辛い時とかに見直すと、なんかその、君はこういうところがいいところだよねとかって、その書いてくれてる手紙とかもあって、まあそういうの見た時に、またがんばろって思えるし。
逆にすごい調子乗ってる時とか、元気なとき、あんま周りのこと考えてないような時にも、そういうの見た時に、ああ自分はこういう人だったんだな、いうのをそういうのけっこう思い出せるから、すごくその、なんていうんだろ。
自分のいいところ悪いところを再認識できるし、再認識できて、すごい自分のこと振り返れるっていうのと、あとこれから明日からまたがんばろって、今日これからがんばろって、その原動力になるものがいろいろつまってる箱なんですね。なのですごく大事なものだなあと思っています。


20130928 011















ーそれは、この人たちに書いてもらったってことが大切なのか、気づかせてくれること自体が大切なのか。

どっちかというと気づかせてくれることかな。
書いてもらったのはもちろん嬉しいけど。その、そういう気持ちとかそういうのって、別にものに残さなくても普段、口で言ってくれたり、記憶の中には残ってるから。
まあそういった面よりもたまに振り返れる、その自分のモチベーターとしてあってくれてるからすごい大事なものだと思います。


ー自分が見えなくなった時に見たり、リセットしたい時にそういう風に気づかせてくれるもの。

そうですね。
まああとそう、他の人の、他の人の意見がまあやっぱ手紙とかには書いてあるから、ああこれは自分のいいとこなんだなって思えるし。
あとたまに振り返った時に、例えば優しい、あなたの優しいところがどうこうとかって書いてあった時に、今本当に俺優しいかなとか、そう考えるきっかけにもなるから、自分がなんだろう。考えられる、周りのこと気遣える人だったり、ああ優しい人だったり、頑張れる人だったんだなっていうのを思い出せるから、まあなんて言うんだろう。
昔の自分よりかっこ悪かったりさ、昔より怠けてるなって思ったらやっぱださいし、まあそういった時に奮い立たせてくれますよね。そういうものです。


ー過去の人たちからもらった、未来への自分の現在のモチベーションになるもの。

そう。
で、まあそん時こういう人間だったなっていう、まあ通信簿みたいな評価のあれにもなるし。本当にねいろいろな役割を果たしてくれてると思うんですけど。
まあ一番はモチベーター。


ーうん。自分の原動力。

うん、原動力。


ーじゃあ次、こっちの写真について。(※写真は本人の希望により非掲載)

うん。まあこっちの写真はですね、普段の僕の机なんですけど。僕は本とかは机の上に置かないで、別の本棚に用意してあって、俺の机の上にあるのは本当に、今までのもらって嬉しかったものとか、その勉強系のものは置いてないの。
モチベーション。なんか思い出の品物系で。ちょっとこれもわかりづらいと思うんだけど、このポスターとか鏡とかチケットの上にまあシートが置いてあって、なんて言うんだろうマット、机の滑り止めのマットの下にいろいろ挟んであって。
なんだろう、ノート書いてる時とか、勉強は普通に机でするんだけど本とか出してね。普通に勉強する時に、これも頑張る原動力になるっていう。ちょっとしんどくなった時に、息抜きでまあそこにある例えば学園祭のねポスターだったり、後輩からもらった色紙だったり、そういうの読んでて、まああの時は楽しかったなあと思うわけですよ。


で、あのとき楽しかったで人生終わらせたくないっていうか、あの時も楽しいし、今も楽しく、楽しみたいし、これからもずっと楽しくありたいよねって思った時に、まあそのためには多少ね頑張る必要があると思うんだ。
なにを頑張るかわからないよ。そういって力を入れて取り組まなきゃいけないっていうのはすごく感じてて。そのいろいろ力を入れて、力を入れて取り組んできたから、その過去を振り返って、うん、楽しいなって思えるんで。
まあそのあのとき頑張ってたよていう、思い出の品がねいろいろ置いてあるんですよ。
なのですごくこの机だったり、机の上においてあるもの全部、モチベーター、両方になっています。


ーその二つていうのはけっこう同じもの。

同じ、同じニュアンスです。


ー一緒に写しちゃえばよかったんじゃないの。

間違いない。え、もう最初に机写して、これ全然一つじゃないなって思って。
やりづらいかなあみたいな。まあ、はいそんな感じ。


ーその、辛い思いしたからこそ楽しめたっていう経験がやっぱ過去の中でも強いの。

そうだね。まあ辛くないことももちろんあったけどね。辛くなくてただ楽しいみたいな。
まあそういったね、昔のことを思い出せる。思い出せるんですよやっぱ見ると。
ああ、あんなことあったなこんなことあったな。もう毎日毎日、寝る前とか机座るたびにいろいろ思い出せる。本当にすごく助けられてるものだと思いますね。


ー過去を糧に、未来、次もこういうことになってほしい、こういう風に楽しみたいみたいな風に思えるものなのかな。

そうだね。未来頑張るためのものっていう風に俺は捉えてますね。


ーなるほど。そしたら、この2つについて他に言うこと、言い残したことがあれば。

言い残したことは、言い残したことっていうか、まあ別で思ってるのが、すごく楽しい思い出だし、それ見て、あのとき、昔は、高校の時とか中学の時とかこういういい思い出あったなて思うけど。
で、今それを糧にね頑張れてるわけだけど、逆になんかそれに捉われすぎないようにしたいっていうか。あのとき、できたんだから今もできるでしょとか。
ん、ちょっと違うな。なんだろ。
過去の栄光にすがりすぎないようにっていうのはすごく気をつけてるし、まだ気をつけなきゃいけないなって思ってる。
中にはその、昔、まあ部活だったり勉強だったりでいろいろ表彰されたものとかもあるけど。あの時すごかったんじゃね、あの時すごかったんだぜって甘えて、それにすがるんじゃなくて、あの時はできたな、今も頑張ってこれからもっとあのときみたいに、あの時以上に、昔以上にできるようになろうとかいう風に、未来志向で頑張らなきゃいけないかなって思いますね。
すごいいい思い出だからそれにすがるんじゃなくて、いい思い出だからそれを乗り越えるくらいの気持ちで、生きていかなきゃいけないのかなってすごく思いますね。


ー次は自分の今やりたいこととか夢、これのために今頑張ってるとか生きてるとか、成し遂げたいこと。

なかなか恥ずかしいやつだね。


いや、もう、ね、僕の夢は昔から、まあ、世界の幸せと言いますか、本当に。
まあ、なかなかね小さい頃からひどいことをして生きてきたので、まあそれを後悔してる面もあるし、まあいろいろな人傷つけた分ね、たくさんの人を幸せにできたらいいなと思いますね。


ーそれはもう、どういう時から強く思ったの。

うんとね、特に思ったのは高校の3年生くらいかな。かな。
一つのきっかけは中学校の時で。
まあ二つ目のきっかけというか、思うようになったのは、高校の時。


ー言いたくなかったら。

ああ、まあ匿名でお願いしたいんですけど。
まあ僕けっこう長い間ですね、まあいじめ、いじめっ子でけっこう。まあ、小学校の時とか、本当にね、毎日誰かに、毎日誰か泣かしたり、ていうけっこうひどいやつだったわけですよ。
まあでも、ね、それをまあ振り返った時に、本当にひどいことしてたなって思うし、ずっと後悔もするし、なんかださいっていうか、ださいとちょっと違うんだけど、馬鹿だなって思ってて。
その、自分がいかにひどいことをしてきたのか、ひどい人間だったのかっていうのを感じた時に、まあそれでもね周りの友だちとか優しくしてくれるし、まあ周りに支えられてるっていうのすごく考えたのね。まあきっかけは自分が悪かったんだけどね。
なんでこんなひどい人に、みんな優しくしてくれたりなんか好きなってくれたりするんだろって思った時に、まあ自分の過去振り返って本当ダメなやつだったなって思って。
えっと本当にけっこう長い間後悔してたんですけど。
まあそういったことをもうしたくないなって思って。まあじゃあ自分はなにできるかって思った時に、今自分に、今の自分にできることなんかね大したことないかもしんないけど、まあとりあえず目の前の人が喜んでくれるようなこととか、あと身近な人を幸せにできるようなそういったことを、まあ絶対したいなって思いました。


だから、その、あ、その振り返るきっかけが、まあ、いじめてた子の、あの、お父さんが交通事故にあっちゃって、お亡くなりになっちゃったんだけど。で、まあその子障がいを持ってたの。障がいも、障がい持ってもう親もいなくなっちゃって本当にかわいそうだなとか、まあすごい人ごとみたいな言い方だけど思ってて。
その子、まあいじめてたって言っても小学校の頃、中学の時にはもう仲良かったのけっこう。で遊んでて。
まあ、その子の、もうお父さん亡くなっちゃって、本当にね、すごく頑張って生きてるんだな。ただでさえ辛いのに。で、そういう、ただでさえ障がい者で生きるの大変なのに、お亡くなりになって、すごく大変だなって思って。
でもそういう子に、でも俺は昔はひどいことを言ってたなと。
そういうの振り返った時に、本当にみっともないこと、みっともないとかじゃないな、本当に最低だなって思ったし、ね。


だから、その昔の俺みたいな馬鹿なことする人がいなくなればいいし、もっとね相手のこと考えられるように。誰もがね。そういう社会を作りたいなって思ってますし。
で、そうすることで、すごくいろいろな人が幸せに前向きに生きれるんじゃないかなと思っています。
で、その、夢はあれですよ、周りの人の幸せ。大切な人の幸せ、周囲の人の幸せで。
まあそれに向かって今やってることは、まああの、まず本当に自分に影響力がなきゃ他の人に伝わらないと思ってて。
で、そのなんだろう。
別にお金とか興味ないけど、周りの人が話を聞いてくれるような、一目置いてくれるような影響力のある人間になるためには、権力とか財力とかそういったものをまず身につけて、で、自分の発言にあの、説得力を持たさなきゃいけないなって思ってます。


まあなので、自分が磨けるよう、磨けて、まあかつ周りからも社会的影響力のあるような場所に企業に、まあ身を置けたと思っていますし。
まあ大学、大学、ステータスって言うのかな、大学もまあ一目置いてもらえるような場所をまあ選んできたし。で、まあ、とりあえず、ステータスを身につけ、ステータスを得るための場所には身を置けたと思うので。
で、そこで、活躍したり社会に影響力のあるようなこと、社会から一目置いてもらえるようなことをして、よりもっと自分の言葉に夢を傾けてもらえるような社会人の人間になりたいなと思っています。場所は捕まえられた、見つけられたと思う、そのための環境。
そっからどう伸びるかは、また自分のね努力次第なんじゃないかなと思います。


ー今、高3の時のきっかけから強く感じてて、で、大学選びもけっこう左右されたりした。

うん。
まあ経営者になりやすくて、社会的な評判がよくて、誰でも名前を知ってるような場所、かつ自分の、伸ばしやすい場所っていう基準で大学を選んだし。まあそういう場所かな。


ー話聞いた中だと過去に影響を受けてる割合が高いと思う。そういうのもこういったことから。

そうだね。


ーこっちは話してる時は、いいことみたいな思い出で言ってるけど、悪い過去っていうのもやっぱ自分の中ではすごい大きく響いてると思うんだけど、それもやっぱ思い出す。

思い出すし、もうめっちゃ引きずるタイプだから。
引きずるタイプ、うん、後悔するタイプだし、引きずるタイプだし。
すごくあれですね、過去は自分の人格形成に大きな影響を与えてるなと思います。


ー過去があるからこそ夢がある。

うん。まちがいない。


ー他にもろもろで言い残したこととか言っときたいこととか。

いやー、だいたい言ったんじゃないかなあ。
まあ周りの人を大事にしたいし、大事にされたいな。
まあそういう人間でねあり続けたいと思います。以上です。