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1年前の自分から

昨年の会社の内定式で1年後の自分に手紙を書きました。
それを一昨日、目にしたのですが、
とても大切な問いなのでこちらにも書き残しておこうと思います。

「今」やりたいこと、「今」したいことをできていますか。
「今」持っている力を全力で出し、「今」持っている力を超えることを目指して物事に取り組んでいますか。
「未来」になりたい姿を想像して「今」を全うしていますか。
「未来」も関わっていく、自分の周りに「今」いる人、仲間、家族を大切にしていますか。
「過去」にものづくりで飯を食べると決意した時の気持ちを忘れていませんか。
「今」一緒に働いている仲間に熱量、情熱で負けていませんか。
「今」の自分を作っている、親や、祖父母、兄弟、友人、先生、先輩、後輩を、その人たちの思いを大切にしていますか。
「今」あなたが大切にしているもの、宝物はなんですか。
「今」のあなたの夢はなんですか。
「未来」にために、ものごとが少しでも持続可能なものになるよう考え取り組んでいますか。
「今」を楽しんでいますか。

2013年10月2日

父がブログを書き始めた

台風が過ぎたら急に涼しくなって一気に秋を感じるようになりました。
今年はせっかく関西に住むようになったので
京都や奈良の紅葉を見に行きたいと思っております。

最近の私の驚きごととしては父がブログを書き始めたことです。
そしてそれが続いていること。
1年ほど前に父の兄、私にとっての叔父の喫茶店が長い歴史に一区切りをつけ
店舗を熊本の市街地から熊本空港近くの俵山へと移転しました。

それに合わせて叔父の喫茶店のホームページを作ることになったんですが
そこに父がブログのページを作りたいと言うもんで、わざわざ作ったのです。
続けることでサイトが検索に引っかかりやすくなったりするので
父的には叔父さんのお店を応援しているようです。
息子としてはいつまで続くのが少し楽しみで、
更新が止まってしまったら、自分が更新してしまおうかと思っています。(笑)

思えば父も母もものを書くのが好きな人だ。
父も母も小説を書いているし(趣味の範囲内で)、
父は元々大学時代は演劇の脚本をやっていたし今もやりたい気持ちがあるらしい。
母は今でも絵を描くことがある。
なんだか元々2人とも表現者だなと感じます。
きっと自分たち3人の子どものために、諦めたこともたくさんあるだろうし
まだ諦めきれないこともあるんだろうということを感じます。
そういう意味で少しずつ恩返しをしていかないといけないと思います。
今回のブログの件はその1つにカウントしてもいいかなと。

結婚とか子ども作るって漠然とそういう自分の中にある表現したい気持ちとかを
もしかしたら犠牲にするかもしれない、そういう覚悟が必要なものなんだろうなと
漠然と思います。

まあでもこんなこと書いてるあたり、両親の血が少なからず入っているんでしょうね。
自分も表現できるうちに表現しとこうと思います。
そんなこんなで最近は去年のインタビューを続々とアップさせています。(ページはspecial)
母と父の回ももうすぐ見れるようになるでしょう。

父のブログはこちらから。
http://tawarayama-timeless.com/blogs/

成長とは何かについて

昨日、振替休日を使って大学の恩師に会ってきました。
そして大学の授業にも久しぶりに出てきました。

大学生に戻ったような気分でしたが、先生にも変わらないと言われ
授業でグループワークを行った学生にも学生らしいと言われてしまったので
そもそも学生から抜けられてないかもしれません。笑

グループワークの中では「成長」というテーマで対話を行うということを
しました。授業の目的は初めて喋る人とそこでどのように対話が行われたか
自分はその対話をどう感じ取ったか、喋りやすかった、喋りにくかった
それはなぜなのかを深めていくことで、自分がどのように人と関わっているのかを
見つめるということです。

そんな対話の中で出てきた「成長」について今回は書きたいと思います。
成長というテーマで話している中で、一緒に話している大学3年生の女の子が
何かできなかったことができるようになった時って、成長だと思っていたんだけど
なんか考えてみると成長してるのかなって思うと話してくれました。
そして成長と後退ってなんか紙一重な感じだと。
その感覚に僕は何か共感するものがありました。

何かができるようになって失うものってあるなあと。
落ち着いたってことを大人になったと表現することがあるけれど、
それは別の側面から見るとそれは純粋じゃなくなったとも取れるかもしれません。
だからなんだろう。
成長というのは変化の一側面であって、実は裏返すと後退かもしれないです。
なので成長したと思った時に振り返るようにしようかと思いました。
そんでもって成長はプラスでもマイナスでもない変化であるんだと思いました。
でもせっかくならプラスで捉えるようにしたいと思います。

物事の捉え方ですね。

企業で働くということ

こんばんは。
関東での研修が3週間ほど続いていますが、毎日毎日人に会うことをしているので
少しお疲れです。今日はおとなしくすぐに帰りました。
あと少し太ってしまったので、ダイエットを関西に戻ったら始めます….。

もう半年ほど今の会社に属していることになります。
やりたいことができると感じたり、できないと思ったり、必ずしも会社じゃなくともって考えたり。
会社で働くというのは、働いてあげてるというよりは、働かせてもらっているという意識を持った方がよいと私は思う。
自分の思い通りにいかないことだってたくさんあるし、思ってたことと違うことだってたくさんある。
会社が個人の全ての要望に答えるなんていうことは現実問題不可能に近いことであるし、
会社が求めていることと個人が求めていることが必ずしも一致するとは限らない。
会社で働くということはそういうことなんだという、ある一定以上の覚悟が必要だと思う。
本当にやりたいことがあり、会社独特のそういったしがらみを嫌うのなら、起業すれば確実に自分の自由通りにできるだろう。
だけども様々な理由で、それができないから、個人ではなく会社で働いているわけなので、会社に対して文句を言っているのはナンセンスだと私は思う。

そんなこと言ってるよりは、自分が与えられた仕事に対してどんなアウトプットを出せるのか、会社に何を期待されているのかを考えることの方がずっと意味がある。
それでも心が持たないようだったら次の道を考える時なのかもしれない。(多分それは文句とかとは別次元だと思いますが)

これから社会出る人たちには、それくらい覚悟を持って社会に出ることを迎えてほしい。

様々な視点から考える

大学での学びがとても意味のあるものだと最近よく感じています。

会社に入ってから4ヶ月ほど経ちました。
会社には多くの課題があるんだなということを強く感じています。
学生の時に外から見えていたものと、今会社の中に入って見えるものは全然違うものです。
そしてそういった課題の多くは複数の要素が重なってできていると思います。
例えば、ある商品の利益が出ていないという課題がある時に、それは営業の売り方に問題があるのか、商品のモノ自体に問題があるのか、商品のコンセプトに問題があるのか、それとも生産に問題あるのかといったような要素が出てきます。
こういった要素が重なって一つの課題が生まれているように思えます。

大学では、一つ自分が見つけた課題に対して様々な観点から考え、実際に動き、課題解決していくというコンセプトのもとに、様々な分野の授業が設置され、自分が必要だと思うものを考え選択して学びを進めていきました。
様々な人がキャンパスに溢れていてプログラミングを学んでいる人もいれば、先端生命科学を学んでいたり、デザイン、建築、スポーツ科学、人間工学、政治、経済、外交、まちづくりなど様々な分野を学んでいる人がいる。
そういった人たちと同じ授業を受けるという環境下にいたことはとても意味のあるものだった感じています。
色んな人と話すことで、様々なこと見方があることを知るし、自分の視野の狭さを知ります。

さて、これがなんで大事だって感じているのかと言うと、会社の中にある課題に対して解決していこうってなった時に、やっぱりその部署の見方考え方になってしまってるところがあると思います。
おそらく、全体で考えなきゃいけないということはわかっていると思うんですが、そのギャップを実感しているかどうかということはとてつもなく大きいことなんだと思います。
やっぱりそれを経験してないと考え方って机上の空論になってしまうのだと思います。
最近は、ジョブローテーションというものもでてきてそういう考え方ができる人も増やそうとするところが多くなってるように思います。
それでもやっぱり10代から20代前半の多感な時期にそれを感じているかどうかってすごい大事なんだなと思います。

なので、自分の大学の後輩には周りの人がやっている活動や興味を持っていることに対して、耳を傾けどんどん吸収していって欲しいなと感じます。
そしてそれが、卒業後にきっと意味をなしてくると思います。